皮下脂肪を丁寧に吸引していく施術です。脂肪吸引に関する基礎知識や安全性、アフターケアなどをご紹介。
日本での脂肪吸引は約20年前に始まりました。最初の数年間は、脂肪吸引という言葉そのものも一般的ではなく、手術をするドクターも現在と比べると手探り状態であったと言えます。しかし、最近10年の脂肪吸引の進歩は著しく、吸引管の工夫(細かいもの等、多種あり)、吸引口に対する保護(シースを使用)、超音波脂肪吸引器(体外、体内式)の開発がなされました。このように一般的にはドクターの技術も向上し、医療機器等も進歩した結果、脂肪吸引は安全で確実な手術として広く行われるようになりました。
手術前
→ 手術後 
手術前
→ 手術後 
重要なポイントとして以下の5つが挙げられます。
(1)手術前の体調⇒脂肪吸引は、吸引する範囲や量によって体への負担が違ってきます。範囲が狭く吸引する量も少ない場合、多少体調が悪くても手術は可能ですが、基本的には体調を整えて手術するということも大切です。
(2)適切な麻酔⇒麻酔は脂肪吸引する場所や範囲によって様々です。脂肪吸引の部位と範囲また眠っている状態(全身麻酔)を希望する等の条件によって適切な麻酔を選び安全性を高めます。
(3)手術を丁寧に行う⇒当然のことですが、知識がある上の丁寧さでなければいけません。例えば、腹部の脂肪吸引は通常ではあまり難しい手術ではありません。しかし以前に、開腹の手術(子宮や卵巣、胃腸の手術)を受けている人では傷のところの筋肉が薄くなっていたり、癒着がおこっていることがあり、いつも通りの脂肪吸引をしていたのではリスクが高くなります。このような場合、ドクターの知識や慎重さが重要になります。
(4)手術中の適切な輸液⇒脂肪吸引の手術中は物を食べたり飲んだりできないので、点滴によって水分を補給していきます。その量は過不足なく、適量が必要になります。これは、麻酔医や術者の知識と経験によって決められることになります。
(5)手術後の正しい管理⇒脂肪吸引直後の数時間は、横になって休むということになります。この時に、同じ姿勢でいますと、まれではありますが肺塞栓(飛行機になっていて起こるいわゆるエコノミー症候群)が発生することがあります。これを予防するために適正な輸液や、足の屈伸運動を促すことも必要になります。
約20年前の脂肪吸引ではかなり大げさに包帯や圧迫固定をしていました。現在では、ほぼ一日はやや強く圧迫しますが、その後は軽い圧迫で十分です。例えば太腿やふくらばぎでは、包帯を1日巻いた後は、サポートタイプのストッキングで翌日から包帯なしでの出勤も可能となっています
Copyright(C) 2006 Shiromoto Clinic All Rights Reserved.